公開:2021年08月13日
10年分の写真はどうする?これで解決!撮りためた写真の整理術
- # デジタル化# 写真# アルバム
かわいい我が子が見せる最高の笑顔、旅先の素晴らしい景色……ぜひとも写真に残したいと思ってシャッターを切る方も多いでしょう。しかし、気付けば大量の写真や画像データがたまってしまい、あのときの写真がどこにあるのか分からない、という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、たまったプリント写真や画像データをすっきり整理できる方法を解説します。10年分の写真を整理・活用できるアイデアが満載です。ぜひお役立てください。
プリント写真や画像データがたまりがちな理由
ひと昔前は、カメラは一家に一台、特別なときに写真撮影をするのが普通でした。デジタルカメラやスマホが普及した現在、誰もが気軽に写真を撮るようになっています。
特別な技術がなくても、日々の生活の中で見つけたさまざまなシーンをきれいに残せるため、ついつい撮影回数も増えてしまいがちです。加えて機材さえあれば自宅で簡単にプリントもできるため、写真の量も増え続けていきます。
「気が付けば10年分の写真の整理が手付かず……」という状況は、多くの方が経験する困りごとのひとつと言えるかもしれません。
プリント写真や画像データを整理するには
あまりにも大量のプリントした写真や画像データがあると、見たい写真が埋もれてしまい、見つけるのにも一苦労します。思い切って整理し、いつでも見たい写真をすぐに見られる環境を作っておきましょう。
どこから手を付ければよいのか分からないという方もいるかもしれません。ここでは、プリント写真や画像データを整理する手順を、4つのステップに分けて詳しく解説します。
1.まずは全体量の把握から
写真を整理するための最初のステップは、全体量を把握することです。整理が進んだ段階で別の写真が出てきたとなれば、またやり直しということにもなりかねません。
プリントした写真は、いろいろな場所に分散して収納していることがあります。袋に入れたままのものもあるかもしれません。すべて集めて、全体量を把握しましょう。
画像データも同様に、スマホやデジカメなど別々に保存しているものを一か所に集めます。容量が大きくなる場合には、外付けHDDなどを活用しましょう
2.時系列に仕分けする
集めたすべての写真や画像データを時系列に仕分けしましょう。こうすることで、重複している写真や同じアングルで撮影した写真が見えてきます。以下に、「プリントした写真」と「画像データ」それぞれのケースで仕分けの流れをまとめました。
【プリント写真】
「年別」の箱や袋を用意します。写真の仕分けは時間がかかりがちです。箱や袋があれば、仕分けが済んだものとまだのものがはっきり区別できます。1日で終わらなかった場合でも、箱や袋に分けておくことでスムーズに再開できるでしょう。
「年別」の仕分けが終わった後は、各年を「月別」に仕分けします。「月別」は付箋や封筒を使うと便利です。季節ごとに並べていくだけでも構いません
【画像データ】
パソコン内にある画像データの場合、並べ替え機能を使うことで時系列の並べ替えが可能です。ここでは、Windowsでの操作方法を紹介します。
- 「エクスプローラー」を起動→「ピクチャ」フォルダを開く
- 「表示」タブ→「並べ替え」をクリック
- 「撮影日時」や「更新日時」、「作成日時」をクリック
- 「降順」もしくは「昇順」をチェック
※Windows10で確認
その後、各データを「年別」のフォルダにまとめ、「年別」フォルダ内を「月別」フォルダで整理します。
3.「要・不要・保留」などとランク分けをする
写真の仕分けが終わった後は、不要なものを処分する段階です。画像データの場合は、削除することになりますが、「うっかり削除が不安」という方は「不要」フォルダを作り、そこに移動させることで保険になるでしょう。不要とする基準は以下のような写真です。
- うまく撮れていない写真(ピンボケ・手ぶれ・暗くて見えないケース)
- 何の写真かが分からないもの(どこで、なぜ撮ったのかが分からないケース)
- 似たような写真(同じ場所、同じ被写体、同じアングルのケース)
ひと月単位で取捨選択するようにすると、すっきり整理できるでしょう。処分するか迷う場合、プリントした写真は「保留」の袋などに入れ、画像データは「保留」フォルダを作って分けておきましょう。
4.活用方法や保存の仕方を決める
撮るだけでなく、振り返って楽しむことで写真の価値は上がります。プリント写真や画像データの整理ができたら、思い出を振り返る手段として活用しましょう。家族や友人と思い出を共有できれば、写真撮影はもっと楽しくなります。
【プリント写真や画像データの活用例】
- プリントした写真をデータ化し、パソコンやテレビ画面でも楽しめるようにする
- 整理した中からさらにピックアップし、1年、5年、10年単位のアルバムにする
- 画像データを使ってフォトブックを作る
- 自作動画の素材として利用する
子どもや家族の節目は写真整理のよいタイミングに
写真の整理は、思い切ってやらなければなかなか進みません。例えば引っ越しなどの生活スタイルの大きな変化や、子どもの入学、卒業、成人、結婚などの節目は写真整理に絶好のタイミングです。
写真を整理することで、家の中だけでなく気持ちもすっきりするでしょう。きちんと整理されていれば、家族や友人と共有したりプレゼントにしたりと活用の幅も広がります。こまめな整理は難しい、という方は、人生の節目に少し時間を取って写真整理に取り組むのもおすすめです。
【活用アイデア1】10年分の写真を1冊にまとめる「思い出アルバム」
プリントした写真の活用法として、10年分を1冊にする「思い出アルバム」の作成をおすすめします。これは、自分や家族の人生を振り返るために作成するアルバムです。これまで撮りためた写真にはさまざまな思い出があふれていることでしょう。ここからは、家族の10年を1冊で振り返る「思い出アルバム」の作り方を紹介します。
簡単なのはポケットアルバム
プリント写真を使った「思い出アルバム」の作成には、フリータイプのアルバムを使う方法とポケットアルバムを使用する方法があります。どちらを選んだ場合にも、思い出を振り返り、楽しみながら作成できるでしょう。
フリータイプのメリットは、作り上げる楽しみがあることです。しかし、レイアウトやコメントなどを考えなければならないため、どうしても時間がかかってしまいます。
ポケットアルバムはサイズと枚数が決まっており、順番に写真を入れていくだけなので、作業が簡単です。ただし縦型の写真にはマッチしにくいのが難点といえるでしょう。
思い出アルバムの構成
1冊に10年分の思い出を詰め込む「思い出アルバム」を作成するときは、アルバムのページ数に合わせた設計図を作ってから取り組むとよいでしょう。見開き1ページは同じ年の写真で統一します。設計図に合わせて写真を選べば、作業に無駄がありません。
ページ数は、1年分1ページを基本として、写真が多い年には2ページ~3ページを割り当ててもよいでしょう。ポケットアルバムの場合には、年や学年が書かれた写真サイズのカードをインデックスとして使うと見やすくなります。
写真の選び方ときれいに残すアイデア
どの写真も思い出深いものですが、10年分を1冊のアルバムにするためには写真を厳選しなければなりません。きれいに映っているだけでなく、自分や家族の成長・変化を感じられるシーンが最適です。
例えば結婚式やお宮参り、入学式といった「ハレの日」を押さえておくと、人生の大きな変化を実感できます。キャンプや海外旅行といった印象深いイベントの写真も使いましょう。
アルバムに入れたい画像データがある場合には、プリントして加えます。大切なシーンの写真がうまく撮れていない場合には、修復・補正などができるサービスを利用するのも賢い方法です。
【活用アイデア2】子どもにも喜ばれる「プレゼント用アルバム」
親にとって、子どもの成長を感じるひとつひとつのシーンは、かけがえのない瞬間といえるでしょう。成長を記録した写真は大切な宝物です。整理したプリントの写真や画像データをアルバムにして、お子さまへのプレゼントにすると喜ばれます。
おすすめしたいのは、成人を記念して20年を2冊にまとめた「プレゼント用アルバム」です。1冊目でハーフ成人式までの歩みを、2冊目では一人の大人へと成長していく姿をたどります。人生の門出を、貴重な成長の記録でお祝いできるアルバムの作り方をまとめました。
20年の歩みを振り返るアルバムは、新たな門出にふさわしい贈り物
子どもの写真はたくさんあり、どれもプレゼントしたいと考える方も多いことでしょう。しかし、大容量のアルバムになるとかさばってしまい、「結局、しまい込んで見ることがなくなる」原因にもなりかねません。10年分を1冊、20年で2冊程度のアルバムにまとめるのがおすすめです。
画像データを使ってフォトブックを作成すれば、かさばることもなく、センス良く仕上がります。複数冊の印刷もできるため、祖父母といったお世話になった方へ贈ることも可能です。
メッセージを入れることで親目線を伝えられる
お子さまへ贈る「プレゼント用アルバム」は、記録用ではありません。子どもに対する親の気持ちを伝える、ラブレターのようなものです。メッセージをテキストの形で加えると、写真とともに深い愛情も伝えられるでしょう。
また、子どもの記憶と親の記憶は違うこともあります。思い出のシーンに、当時親が感じたことや思ったことを書いておくと、親子共通の思い出が一層意味深いものとなるでしょう。
「キタムラの思い出サービス」で写真整理もスイスイ!
プリントした写真や画像データを整理し活用する際には、ぜひ「キタムラの思い出サービス」をご利用ください。
「キタムラの思い出サービス」では、プリント写真のデータ化や修復・補正サービス、アルバムそのもののデータ化など、さまざまなサービスを提供しています。「キタムラの思い出サービス」で楽に写真を整理し、家の中も気持ちもすっきりさせてみませんか。
紙や写真をデータ保存し、整理・保管・バックアップ!
「キタムラの思い出サービス」では、A4サイズまでの写真や手紙、絵などを素早くデータ化できるサービスがあります。データ用CDに保存してお渡ししますので、写真整理に加え、ご家族や友人との共有も簡単です。
写真だけでなく、お子さまが描いた絵などもデータ保存しておけば、色あせることがありません。フォトブックや動画作成など、画像データを使った楽しみも広がります。
うまく撮れなかった写真も修復・補正サービスでばっちり!
撮影ミスのため、捨てるには忍びないものの活用を断念している写真や画像データがあれば、「キタムラの思い出サービス」できれいにお直ししましょう。
「写真修復・補正サービス」では、写真も画像データも、どちらも受け付けています。暗すぎる、赤目、傾いた画像、色調などの補正をはじめ、大切な部分だけをアップにしたり、カラー写真を白黒にしたり、不要なものを消したりといった加工も可能です。
「思い出アルバム」がそのままDVD観賞用に変身!
10年分の写真整理で自分用に作った思い出アルバムも、古い思い出が詰まったアルバムも、「アルバムそのままDVD」サービスを使えば、テレビやパソコンで観賞できるようになります。
「アルバムそのままDVD」サービスでは、アルバムの1ページだけでなく1枚1枚もデータ化し保存できるため、古い写真の再活用も可能です。テレビ観賞用DVDは、BGMとともに保存した画像が流れます。気軽にテレビで観賞できれば、家族で思い出を語り合う機会にもなるでしょう。アルバムの劣化対策にもおすすめです。
カメラのキタムラのフォトブックもおすすめ!
「思い出アルバム」や「プレゼント用アルバム」作成には、簡単にセンス良く仕上がる、カメラのキタムラのフォトブックをご利用ください。スタイルの異なるさまざまなフォトブックのご用意があります。
おすすめは、AIが自動でレイアウトしてくれる「Year Album(イヤーアルバム)」です。パソコンからもスマホからも編集可能で、「すべておまかせ」または「自分で選ぶ&残りはおまかせ」を選択できます。デザインも多彩で、オリジナリティーあふれるアルバムに仕上がるでしょう。
まとめ
10年分の写真の整理には、不要なものを処分し、時系列に仕分けしていくという作業が必要です。思い切って整理してしまえば、家の中も気持ちもすっきりします。思い出の写真は、しまい込んだままにするのではなく、DVDにまとめたりアルバムやフォトブックにしたりして何度も振り返りましょう。
カメラのキタムラでは、大切な写真をさまざまな形でお楽しみいただけるサービスを展開中です。写真のデータ化や修復・補正、整理した画像データの活用には、「キタムラの思い出サービス」をぜひご利用ください。ネットショップでは、アルバム作成に便利なフォトアルバムも多彩に取りそろえています。
※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。
月間 人気記事ランキング (2023.6.1~6.30)
カメラのキタムラの関連するサービスはこちら
紙・写真を
CDにデータ保存はがきや名刺整理にも!A4サイズまでの紙や写真をデータ化してCDに保存。詳しく見る
写真修復・補正
サービス上手く撮れなかった写真をプロの手で丁寧に補正します。詳しく見る
アルバムそのままDVD
アルバムを1ページ毎にデータ化してDVD(又はブルーレイ)に保存。詳しく見る