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スマホの写真サイズを変更したい!プリントサイズの選び方&調整するコツ

スマホの写真サイズを変更したい!プリントサイズの選び方&調整するコツ

スマホの写真をプリントしたものの、その仕上がりに違和感を覚えたことがある方もいるのではないでしょうか。例えば、上下左右が切れていたり、写真がぼやけて見えたりした経験です。

原因は、写真サイズと写真用紙のサイズが合っていないせいかもしれません。そこで今回は、写真サイズの基礎知識やプリントする際の注意点などを解説します。これらの関係性が分かれば、今後は適切なサイズを選んでプリントできるようになるでしょう。

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まずは確認!写真の「サイズ」には2つの意味がある

まずは確認!写真の「サイズ」には2つの意味がある

写真にはふたつの意味の「サイズ」があります。ひとつは写真のデータサイズ、もうひとつは、プリントするときの写真用紙のサイズのことです。まずはそれぞれの意味について理解を深めましょう。

・データサイズ

データサイズは「画素数」と「解像度」の多寡(多いか少ないかということ)で決まります。画素とは、デジタル画像を構成する小さな点の最小単位のことです。「ピクセル」とも呼びます。

解像度とは点の密度のことです。1インチ(25.4mm)の幅にいくつ点が詰まっているかを「dpi(ドット・パー・インチ)」または「ppi(ピクセル・パー・インチ)」という単位で表します。ただし、スマホやデジカメでは単に「画素の総数」をいうことも多く、混同しやすいかもしれません。

・写真用紙のサイズ

写真用紙の種類はさまざまです。一般的なLサイズ(89×127mm)やKGサイズ(102×152mm)の他、6切サイズ(203×254mm)など大きなものもあります。

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スマホで撮った写真をプリントするとフレーム内に入らないことがあるのはなぜ?

スマホで撮った写真をプリントするとフレーム内に入らないことがあるのはなぜ?

スマホ内の写真とプリントした写真とを見比べると、画像の一部がカットされていることがあります。例えば、スマホ内では被写体の全身が写っているのに、プリントでは足元が少し切れている状態などです。ここからは、その理由を詳しく解説します。

スマホの画像サイズとプリントサイズが違うから

スマホで撮った写真をプリントすると上下や左右が切れてしまうことがある理由は、画像と写真用紙の縦横比(アスペクト比)が違うからです。

例えば、iPhoneで撮った写真の縦横比は3:4ですが、Lサイズ(89×127mm)の縦横比は3:2と異なります。結果、写真全体が入りきらないというわけです。

写真用紙に合わせて縦横比を変更しても、フチなしプリントは自動的に拡大する仕様のため、わずかな差が出るのは避けられません。どうしてもデータ通りにプリントしたい場合は、大きめの写真用紙に印刷し、余白をカットする方法を取ります。

スマホやデジカメの一般的な縦横比(アスペクト比)

一般的に、カメラの縦横比(アスペクト比)は「2:3」「3:4」「9:16」「1:1」の4種類があります。それぞれの特徴を表にまとめました。

縦横比 主な特徴
2:3 ・レンズ交換式のカメラに多い
・人間の視野に近いとされている
3:4 ・スマホやコンパクトデジカメに多い
・被写体をバランス良く収めやすい
9:16 ・ハイビジョンテレビに近い
・パノラマ風など横長の写真に向いている
1:1 ・写真がコンパクトに仕上がる
・画面が狭いことで被写体が目立ちやすい

カメラによっては、縦横比を自由に変えられるものもあります。プリントする写真サイズが決まっている場合は、設定を変えた上で撮影しましょう。

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スマホで撮った写真をきれいにプリントするポイントや注意点

スマホで撮った写真をきれいにプリントするポイントや注意点

最近のスマホカメラは高スペックなものも多いですが、できるだけきれいにプリントするために、知っておいたほうがよいポイントや注意点があります。ひとつは「高画質で撮影する」こと、もうひとつは「プリント規格に合わせて調整する」ことです。以下で詳しく解説します。

なるべく高画質で撮影する

スマホやカメラアプリで画質の設定を変えられる場合は「大は小を兼ねる」の発想で画質を上げて撮影することをおすすめします。大きく鮮明な画像を撮っておけば、後で小さくするのは簡単だからです。

画質の高さは、広く使われている「jpg(ジェーペグ)」の保存形式の場合、写真1枚につき8MB(メガバイト)ほどあれば十分でしょう。SDカードを圧迫し過ぎることなく、大きな写真用紙にプリントしてもきれいに見えるちょうどよいラインです。

プリント規格に合わせて調整する

プリントする写真サイズが決まっている場合は、それに合わせてカメラの画質を調整するのもよいでしょう。プリントサービスで一般的な300dpiを解像度としたとき、Lサイズ(89 ×127mm)では150万画素以上必要です。KGサイズ(102×152mm)では、200万画素以上ないと画質が落ちてしまいます。

ただ、LサイズやKGサイズのように、小さくプリントする場合は初期設定の画質でも十分なケースが多いでしょう。注意したいのは、6切サイズ(203×254mm)やA4(210× 297mm)など、大きくプリントするときです。6切サイズなら750万画素以上、A4なら900万画素以上ないと画質が低下します。

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写真に合ったプリントサイズの選び方

写真に合ったプリントサイズの選び方

写真用紙の選び方は、プリントする写真のデータサイズと縦横比によって変わります。低画質(低画素数)で撮った写真を大きくプリントすると画質が荒れてしまい、おすすめできません。また、縦横比がまったく異なる用紙にプリントすると、上下左右が切れてしまいます。相性が良い組み合わせはどれとどれなのか、この項目で詳しくまとめました。

主なプリントサイズと推奨画素数の一覧表

写真プリントのサイズと、画質を落とさないために目安となる画素数を表にまとめました。品名はカメラのキタムラによる表記です。

品名・サイズ(mm) 推奨画素数(ピクセル) 特徴
ましかく
89×89
1,074×1,074
(150万画素相当)
・縦横比1:1
・スナップ写真などで人気
DSC(デジタルスチルカメラサイズ)
89×119
1,074×1,430
(150万画素相当)
・縦横比3:4(iPhoneや一部デジタルカメラの初期設定と同じ)
L(標準サイズ)
89×127
1,074×1,524
(150万画素相当)
・一般的な写真プリントサイズ
・縦横比2:3(主にレンズ交換式カメラの初期設定と同じ)
HV(ハイビジョンサイズ)
89×158
1,086×1,902
(200万画素相当)
・縦横比9:16(一部のAndroidスマホの初期設定と同じ)
KG(はがきサイズ)
102×152
1,228×1,818
(200万画素相当)
・縦横比2:3(主にレンズ交換式カメラの初期設定と同じ)
P(パノラマサイズ)
89×254
1,086×3,036
(300万画素相当)
・縦横比1:3
・横長の風景写真などで人気
DSCW
127×169
1,536×2,032
(300万画素相当)
・縦横比3:4
・DSCの2倍
2L
127×178
1,536×2,138
(300万画素相当)
・縦横比2:3
・Lの2倍
6切
203×254
2,434×3,036
(750万画素相当)
・写真館などで使用されている
・お宮参りや七五三などで人気
W6切
203×30
2,434×3,638
(900万画素相当)
・6切の横が長いサイズ
A4
210×297
2,516×3,544
(900万画素相当)
・ノートやコピー用紙の一般的なサイズ
4切
254×305
3,000×3,602
(1,100万画素相当)
・写真館などで使用されている
・お宮参りや七五三などで人気
W4切
254×365
3,000×4,311
(1,400万画素相当)
・4切の横が長いサイズ

写真用紙が大きくなるほど、高画素が必要になります。例えばiPhone12は1,200万画素あるのでほとんどのプリントに耐えられますが、W4切では荒くなるので注意が必要です。また、写したいところだけを切り抜いてプリントするなど、トリミング次第では小さな写真用紙でも画素数が足らなくなることがあります。

なお、推奨画素数に達していない場合、プリントサービスでは機械が教えてくれることがほとんどです。一例としてカメラのキタムラでは、黄色い三角に「!」マークで画素数不足を教えてくれます。画像そのものを差し替える、「!」マークが出なくなるまで画像を縮小する、などが対処法です。

3:4の写真の場合

画素数をクリアしても、画像と写真用紙の縦横比が合っていないと写真の一部が切れてプリントされます。縦横比の初期設定が3:4になっている主なカメラと、その写真にマッチする写真サイズは以下の通りです。

縦横比が3:4のカメラの一例 適切なプリントサイズ(mm)
・iPhone
・マイクロフォーサーズ規格のカメラ
・コンパクトデジカメ
・DSC(89×119)
・DSCW(127×169)
・6切(203×254)

この他、A4サイズとの相性も悪いとはいえないでしょう。Aサイズの縦横比は約7:5なので、左右が少し切れる程度です。

2:3の写真の場合

一眼レフやミラーレス一眼カメラを使っている方は、縦横比2:3で撮っていることが多いでしょう。コンパクトデジカメでも、イメージセンサー(カメラの目に当たる部分)が大きなカメラの縦横比は2:3が一般的です。該当する主なカメラと相性の良い写真サイズを表にまとめました。

縦横比が2:3のカメラの一例 適切なプリントサイズ
・フルサイズ(35mm)規格のカメラ
・APS-C規格のカメラ
・1型規格のコンパクトデジカメ
・L(89×127)
・KG(102×152)
・2L(127×178)
・W6切(203×305)
・W4切(254×365)

2:3の写真も、A4サイズとの相性は良いほうです。また、W6切やW4切など、横長の大きな写真をプリントするのにも向いています。

9:16の写真の場合

9:16の縦横比は、Androidスマホの一部で採用されています。ビデオカメラの多くもこの比率なので、映像の静止画を書き出してプリントするときは9:16の写真になると覚えておきましょう。

縦横比が9:16のカメラの一例 適切なプリントサイズ
・一部のAndroidスマホ
・ビデオカメラ
・HV(89×158)

表の通り、相性がぴったりなのはHV(ハイビジョン)サイズです。その他のサイズは上下左右が大幅に切れるため、特別な意図がないかぎりおすすめしません。

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スマホの写真サイズを調整する(小さくする)方法

スマホの写真サイズを調整する(小さくする)方法

写真を元のサイズから別のサイズに変えることを「リサイズ」といいます。スマホの容量不足を解消するためや、誰かと共有しやすくするために、写真サイズを小さくリサイズしたいこともあるでしょう。そこでここからは、スマホ内の写真を簡単にリサイズする方法を紹介します。

アプリでリサイズする

iPhone・Androidともに、写真サイズをリサイズする専用アプリがあります。iPhoneなら「EverClipper」、Androidなら「写真リサイズ」が有名です。下記では「写真リサイズ」を使って写真を小さくする流れをまとめました。

  1. アプリを起動して「写真を選択」を選ぶ
  2. 小さくしたい写真をタップする(長押しすると複数選択も可能)
  3. サイズ変更ボタンをタップする(4つの矢印が中心に向かっているボタン)
  4. 好みのサイズを選択する

スマホ内で完結するため、パソコンに写真を移して作業するよりも素早くリサイズできます。

スクリーンショットでリサイズする

小さくしたい写真を開き、その画像をスクリーンショットしてリサイズする方法もあります。時計やメニューの表示なども写ってしまうため、余計な部分はトリミングしましょう。

リサイズ後は、思い通りのサイズになっているか確認します。Androidならギャラリーの一覧から確認可能です。iPhoneの場合は「ファイル」アプリを使います。以下はiPhoneの操作方法です。

  1. スクリーンショットした写真を「“ファイル”に保存」
  2. 保存場所を「このiPhone内」にする
  3. 「ファイル」アプリ内の「ブラウズ」から「このiPhone内」をタップ
  4. 保存した写真のサイズを確認できる

メールでリサイズする

メールには送受信可能な容量の上限があるため、大きな画像を事前にリサイズする機能が付いていることがあります。これを利用して、自分宛てに小さくした画像を送るのもひとつの方法です。iPhoneなら、プリインストールされている「メール」アプリで簡単にできます。

  1. 写真マークから小さくしたい写真を選ぶ
  2. 「↑」をタップして送信する
  3. 「小」「中」「大」「実際のサイズ」から好みのサイズを選ぶ

チャットアプリの「LINE」は画像の送信時に画質を変更する機能が備わっており、このことを利用してリサイズも可能です。次の手順で写真サイズを小さくします。

  1. 自分ひとりの「グループ」を作成
  2. 小さくしたい写真を選び、「ORIGINAL」をタップして送信
  3. チャット上に上がった写真をタップし、「↓」を押す
  4. 「オリジナル」「標準」から選べるので、標準サイズをダウンロード
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スマホ写真を活用しよう!プリントもフォトブックもキタムラにお任せ!

スマホ写真を活用しよう!プリントもフォトブックもキタムラにお任せ!

お気に入りの写真はデータで持っておくだけでなく、プリントして保管することをおすすめします。形として残るだけでなく、万が一のデータ消失の際の保険にもなるからです。

スマホの写真を手軽にプリントするなら、カメラのキタムラにお任せください。ネットプリントサービスが充実しており、高品質な写真をリーズナブルな価格でプリントできます。1枚単位のプリントの他、おしゃれなフォトブックが簡単に作れるのも特徴です。

スマホで撮ったらすぐに注文|ネットプリント

スマホで撮った写真は、専用アプリ「プリント直行便」を使えば簡単に注文できます。「Googleフォト」と連携することで、スマホ内にない写真の注文も可能です。

お店でプリントするよりもお得で、例えばLサイズは店頭注文なら58円(税込)のところ、ネット注文なら53円(税込)になります。カメラのキタムラ店舗での受け取りの他、宅配での受け取りも可能です。宅配送料は写真プリント5枚以上の注文から無料になります。

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写真をきれいに残したい|フォトプラスブック

1枚もののプリントだけでなく、写真集のようにきれいに残したい場合は「フォトプラスブック」がおすすめです。写真専門店ならではの本格的なフォトブックができあがります。

作成方法は、フォトブックのサイズ・テンプレートを選んだ後、写真とページ数を決めるだけです。写真を並び替えたり、コメントを入れたりと、編集も自由にできます。編集・注文はパソコンからでもできますが、スマホひとつでも簡単に作れるのがポイントです。途中保存も可能なので、移動時間や休憩時間などを使って少しずつ作成もできます。

フォトプラスブック(ハード)のご注文はこちら

たくさん撮った写真をAIが代わりにセレクト|イヤーアルバム

お気に入りの写真があり過ぎて、どれをプリントしようか迷ってしまった場合は「イヤーアルバム」がおすすめです。期間とサイズ、ページ数を指定するだけで、AIがすてきなアルバム案を出してくれます。

時系列に沿ってストーリー性のあるレイアウトを組んだり「主人公」と決めた人物が目立つよう表示したりと、イヤーアルバムの機能はさまざまです。作成するたびにユーザーの好みを覚えてくれる「パーソナライズ機能」も備えています。提案されたイヤーアルバムは自分でも編集できるので、納得の一冊に仕上げられるでしょう。

イヤーアルバムのご注文はこちら

スピーディー&初めての方にも|フォトジン

「フォトジン(PhotoZINE)」は、スマホから簡単に作れるマガジンタイプのフォトブックです。仕上がりは最短1時間とスピーディーなのに、カフェに並んでいるようなおしゃれなフォトブックができます。ナチュラルな風合いの用紙にプリントするので、スマホの画面で見るよりも写真の魅力が増すでしょう。

価格は970円(税込)からと、リーズナブルなのも特徴です。初めてフォトブックを作る方や、プレゼント用にたくさん作りたいときにもおすすめできます。

PhotoZINE(フォトジン)のご注文はこちら
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まとめ

スマホで撮った写真のデータサイズは機種によりさまざまです。縦横比も違うため、プリントする用紙サイズによっては上下や左右が切れてしまうことがあります。6切サイズやA4サイズなど、大きくプリントするなら記録画質を高くする設定も必要です。写真用紙に合わせて、適宜サイズを調整しましょう。

スマホの写真をできるだけきれいに残すなら、写真専門店であるカメラのキタムラにお任せください。スマホから手軽に注文でき、高品質フォトブックも作れます。通常のプリントなら最短10分で仕上がるスピーディーさも強みのひとつです。

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