/更新:2024年8月16日 公開:2020年08月01日
8ミリフィルムを振り返るー家に眠っている8ミリフィルムの映像をデジタル化してみよう
- # DVD# ダビング# デジタル化# 8mm# フィルム
かつて映像を撮るために使われていた8ミリフィルム。
近年ではビデオテープやDVDの普及によってその姿を消しつつあります。
そんな8ミリフィルムですが中の映像をDVDなどに保存するサービスが存在しているのです。
そもそも8ミリフィルムとはどのような物なのでしょうか?
今回は8ミリとは何か、8ミリフィルムをDVDなどに保存するにはどうしたら良いかなどについて解説していきます。
8ミリフィルムとは一体何?
大昔に使われていた映像記録媒体・8ミリフィルムとはいったいどのようなものなのでしょうか?8ミリフィルムの概要やその歴史について解説していきます。
8ミリフィルムはかつて映像を撮る際に使われたフィルム
8ミリフィルムとは映像を記録するために使われていたフィルムのことで、現在ではほとんど姿を見かけなくなりました。
8ミリフィルムの「8ミリ」とはフィルムの幅のことで、16mmフィルムなども存在します。
かつて映画は8ミリフィルムを使用して撮影したものも多く、「8ミリフィルム映画」といった呼ばれ方をするほど普及していました。
しかし技術の進歩により、VHSやDVDなどが徐々に普及していき、8ミリフィルムは徐々に姿を消していきました。
8ミリフィルムの歴史は古い?
8ミリフィルムの歴史はとても古く、戦前まで遡りますが、当時は一般家庭に普及するようなものではありませんでした。
8ミリフィルムが一般的に認知され始めたのは1960年代の戦後です。
当時映画などの撮影に使われていたのは35mmフィルムだったのですが、フィルムがかなり大きいものであったため、必然的にカメラも巨大化していきました。
そのため簡易的な撮影には向いていないとされ、一般家庭では使えない物だったのです。
35mmフィルムを家庭用に普及させようとして登場したのが8ミリフィルムで、フィルム幅を小さくして、カメラも小型化させ、誰でも使いやすい物にしようと開発されました。
現在では終焉に近づいている?
当時は映像記録媒体として8ミリフィルムは重宝され、映画撮影などにも使われていました。
しかしビデオカメラでの撮影が主流となった現代で8ミリカメラは、既に過去の遺物と化しています。
8ミリフィルムを製造販売していた富士フイルムは2007年に8ミリフィルムの販売、2008年に8ミリフィルムの現像を停止すると発表し、現在では手に入れることも現像することも困難です。
再生することも新品を手に入れることもできなくなった8ミリフィルムは、終焉を迎えているといっても過言ではないでしょう。
8ミリフィルムの現在は?
かつては映画撮影などに使われていた8ミリフィルムですが現在はどのような状況になっているのでしょうか?公式の現像サービスが終了している今、コレクションとして愛用されたりしているようです。
それでは8ミリフィルムの現在について見ていきましょう。
8ミリフィルムの現像をしているところがほとんどない?
8ミリフィルムの製造元である富士フイルムは、8ミリフィルムの現像サービスを2008年に終了すると発表しました。それ以降、日本では8ミリフィルムの現像をしているところはほとんどないような状況です。
現像できるところが全くないというわけではなく、現在では限られた専用のラボでのみ8ミリフィルムの現像ができるようです。
しかしそのラボが運営をやめてしまったら事実上8ミリフィルムを現像できる施設は存在しなくなってしまい、8ミリフィルムの文化がいつまで続くのかも分からないような状況となっています。
アンティークコレクション化している
ビデオ撮影が主流となっている現在ですが、8ミリフィルムを好んで使う愛好家もいらっしゃいます。8ミリフィルムではビデオカメラとはまた違った味わい深い映像が撮影でき、ノスタルジーな映像が撮影できるため根強い人気があります。
また8ミリフィルムに対応したカメラの造形には趣があり、使わずにコレクションするという人も多いです。
そのため8ミリフィルムの中にはプレミア価格がついている物も存在し、アンティークコレクションとして価値を見出されていると言っても良いでしょう。
8ミリフィルムの映像をDVDなどに保存するサービスが存在?
これから新たに8ミリカメラを購入し、撮影・再生することは難しいのですが、8ミリフィルムの中に入った映像データをDVDに保存するサービスがあります。
「祖父の家から8ミリフィルムが出てきた。けど再生する機械がないので中にどんな映像が写っているのか分からない。」
「自分の若い時の映像をDVDに残しておきたい。」
そんな方にはこのサービスが役に立ってくれるでしょう。
8ミリフィルムの内容を何とかして確認したいという場合には、次で紹介するサービスをぜひチェックしてみてください。
カメラのキタムラで8ミリフィルム映像のDVD保存ができる!
「8ミリフィルムのDVD保存サービス」をご存知ですか?
全国600店以上展開しているカメラのキタムラが提供する「8ミリフィルムDVD保存」サービスをご紹介します。
どのような手順でフィルム映像をDVDへ保存するのかというと、まず業務用映写機でお預かりした8ミリフィルム映像を写します。そしてその映像を映像変換装置でDVDにダイレクト録画します。
そのため元の8ミリフィルムの映像を劣化させることなくDVDに保存することができるのです。
料金はどれくらい?
「8ミリフィルムDVD保存」サービスは映像の長さによって料金が変わってきます。利用料金は以下の通りになります(2024年4月現在)。
映像の長さ | 料金 |
---|---|
基本料金 | 1.100円(税込) |
10分まで | 4.400円(税込) |
10分以降 | 2,200円(税込)/10分ごと |
料金お見積もり | 1本/110円(税込) |
DVD1枚分の長さは最大で120分まで受付可能です。
8ミリフィルムのDVD保存サービスは企業によって価格は変わってきますが、おおよそ1,000〜5,000円といったところが多いです。仕上りを含めてご相談されたい場合は、サービス対象店舗にて相談してみましょう。料金のお見積りも1本110円(税込)で受け付けています。
味わいのある8ミリフィルムに収められた昔の思い出を、デジタル化して残したいという人にはカメラのキタムラの「8ミリフィルムDVD保存」サービスをお奨めします。
サービスを受ける上での注意点は
カメラのキタムラの「8ミリフィルムDVD保存」サービスは基本的に8ミリフィルムが対象となります。16mmフィルムなどは対象外となりますので、ご注意ください
眠っている8ミリフィルムはDVDにデジタル化
8ミリフィルムの概要と、カメラのキタムラが提供する「8ミリフィルムのDVD保存サービス」について解説してきました。
かつて8ミリフィルムは映画撮影などにも使われ広く普及していましたが、ビデオ撮影が浸透した今ではほとんど見ることがなくなりました。
そんな8ミリフィルムですが、カメラのキタムラが提供する「8ミリフィルムのDVD保存サービス」を使えば、再生機器がなくて諦めていた方も、DVDにデータ保存して、いつでも見られるようになるのです。
ご自宅に再生できない8ミリフィルムが眠っているという方は、是非このサービスをご検討してみてはいかがでしょうか。貴重な映像が発掘されるかもしれませんよ?
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