/更新:2023年02月07日 公開:2021年08月13日
プライベートでもデータ保存は必要?!最適なバックアップ方法とは
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データ保存やバックアップという言葉はビジネスでよく使われますが、不測の事態により大切なデータを全て失うリスクはプライベートでも同じように存在します。しかし、データ保存やバックアップの方法がよく分からないという方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、自宅でデータ保存やバックアップをする最適な方法を紹介します。さまざまなデータ保存の方法が分かれば、自分に合ったバックアップができるでしょう。リスクに備えるだけでなく、活用範囲を広げることも可能です。
プライベートでもデータ保存が必要な理由とは
プライベートのデータというと、パソコンに残る書類や画像といったデジタルデータをイメージするかもしれません。しかし、実際には形の異なるさまざまなデータが含まれます。例えば、プリント写真やアルバム、思い出を撮影したビデオテープです。ここでは、プライベートのデータを保存する理由について解説します。
プライベートのデータは保存方法がまちまち
プライベートにおけるデータの保存形態は、パソコンやスマホ上のデジタルデータ、プリント写真やフィルム、ビデオテープと実にさまざまです。中でも、アナログで保管しているものは場所を取るだけでなく、時と共に劣化してしまいます。
アナログで保管しているものをデータ化して保存すれば、思い出が色あせることはありません。家族や仲間と共有したりSNSにアップしたりと、活用の幅も広がります。
大切な思い出が一瞬で消えてしまうことも
2011年に発生した東日本大震災では、写真やアルバムに収めたたくさんの思い出が津波によって流されてしまいました。ここまで大きな災害でなくとも、火災や盗難といった不測の事態によりデータを失うリスクは誰にでもあります。パソコンの操作ミスやスマホの水没のようなうっかりミスも、データ消失ではよくある原因です。
思い出はお金では買えません。安全な場所にデータを保存しておけば、悲しい思いをせずに済むでしょう。
デジタルデータの保存によく使われる方法
デジタルデータを保存する方法はいくつかあります。それぞれ特徴が異なるため、違いを理解することが重要です。デジタルデータは一度保存すれば終わりではなく、更新しなければなりません。また、データを引き出して使用することもあります。さまざまなケースを想定し、自分にとって最適な保存方法を見つけましょう。
SDカードやUSBメモリ
SDカードはスマホやタブレット端末でよく使用されます。サイズが小さいため、場所を取らないのが大きな魅力である一方、紛失のリスクがあるのがデメリットです。価格にはかなりの幅があり、速度が速く容量が大きいほど高額になるという傾向があります。
USBメモリも持ち運びに便利なコンパクトな記録メディアです。比較的安価で、大容量のデータを保存できます。接続にはUSBポートが必要で、よく使われるシーンはパソコンにあるデータのバックアップです。いずれも経年劣化によりデータの消失や劣化の恐れがあります。
HDDやSSD
HDD(ハードディスクドライブ)は大容量のデータ保存ができる記録メディアで、パソコンの内部ストレージとしても使われています。メリットは費用対効果が大きいことです。デメリットは衝撃に弱いことで、持ち運びには適していません。
SSD(ソリッドステートドライブ)は半導体メモリを利用した記録メディアです。容量はHDDに劣るものの、落下や衝撃に強いため、ノートパソコンでも使用されています。転送速度の速さも魅力です。ただし、頻繁にデータの書き換えをすると、早く寿命を迎えてしまいます。
DVDやBlu-ray
DVDやBlu-rayは光学ディスクと呼ばれる記録メディアです。価格が安く、長期保存に優れています。サイズもコンパクトで、収納しやすい点も魅力のひとつといえるでしょう。パソコンのバックアップやデータ化した動画・画像の長期保存、データの配布用として広く使用されています。テレビで視聴できる形式での保存も可能です。
DVDとBlu-ray の大きな違いは記録容量で、Blu-rayはDVDの5倍以上あります。また、再生画質はBlu-rayのほうが優れていますが、価格はDVDのほうがお手頃です。
M-DISC
M-DISCはDVDやBlu-rayと同じ光学ディスクです。耐久性をさらに高めた新しい記憶メディアとして開発されました。100年以上の長期保存が可能といわれており、学術的なデータや企業の資料、世代を超えて伝えたいデータの保存に最適です。
しかし、データの書き込みにはM-DISC専用ドライブが必要となるため、プライベートではあまり使われていません。
LTO
LTO(Linear Tape-Open)は磁気テープ技術を使った記録メディアです。転送速度が非常に速く、メディア自体の価格だけでなく消費電力といった運用にかかるコストの低さでも知られています。
大容量データの長期保存に適しているため、放送局や銀行のような大量のデータを取り扱う場での使用が一般的です。
クラウドストレージ
インターネット上にデータを保存できるクラウドストレージも、広く使われているデータ保存方法です。保存場所がクラウド上であるため、災害や盗難の被害に遭ってもデータが失われません。さらに、インターネットさえあれば、帰省先や旅行先からでもアクセスが可能です。
多くのクラウドサービスが提供されていますが、無料で保存できる容量には限りがあります。全てのデータをクラウドサービスに集約するのではなく、他の記録メディアと組み合わせて使うと経済的です。
長期保存に適したバックアップのポイント
デジタルデータの保存に際しては、記憶メディアの破損・紛失やシステム異常といった思いがけないトラブルを想定しなければなりません。長期にわたって残したい重要な資料や大切な思い出はバックアップしましょう。
バックアップとは、データの破損や消失に備えて別の場所にコピーを保存することです。ここでは、プライベートのデジタルデータを上手にバックアップする方法を取り上げます。
データの利用頻度に合わせて保存先を選択する
デジタルデータを長期保存するには、記録容量が大きく、耐久性と価格のバランスが取れた方法が望ましいでしょう。この条件に当てはまるのは、DVDやBlu-rayといった光学ディスクとクラウドストレージです。
クラウドストレージの場合、容量制限があるものの、無料プランがあります。頻繁に利用したり編集したりするデータを保存すれば、制限内で十分に活用できるでしょう。
思い出の画像や動画を元の形のまま保存するには、DVDやBlu-rayへのバックアップがおすすめです。他の保存方法で起こり得る「うっかりミスで削除」といったトラブルもなく、確実に保存できるでしょう。
定期的なバックアップを習慣にする
バックアップの目的は、自然災害や人為的ミス、思いがけないトラブルによってデータが消失するのを防ぐことです。バックアップは「何かが起きてから」では遅く、「何かが起きる前に」しなければなりません。しかし、いつ起きるのか予測できないのが不測の事態です。
時間と共にプライベートのデータは増えていきます。定期的なバックアップを習慣にし、不測の事態に備えましょう。
プライベートでデータをバックアップするメリット
プライベートのデータには、パソコンやスマホに保存したデジタルデータの他にも、写真やフィルム、ビデオテープといったアナログデータもあります。データ化して保存することで、不測の事態に備えたバックアップが可能です。ここでは、データをバックアップするメリット3つを紹介します。
1.スマホやパソコンの空き容量を確保できる
毎日のように増えていくデータをスマホやパソコンの内部ストレージに保存し続けると、空き容量がすぐになくなってしまいます。空き容量が不足すると、新しい画像やファイルの保存ができず、動作が遅くなることでイライラする場面が多くなるかもしれません。
長期保存するデータをバックアップ用記録メディアに移動させれば、スマホやパソコンの容量に空きが作れます。スマホやパソコンに保存するのは、あくまで一時的であるという認識を持つとよいでしょう。
2.思い出の劣化や破損、紛失を防げる
写真やフィルム、ビデオテープは、光や温度、湿度といった環境の影響を受けやすく、時間と共に劣化します。何もせずにそのまま保管していると、思い出は色あせ、いずれは消えてしまうかもしれません。デジタルデータ化してバックアップすれば、いつまでもきれいな状態で残せます。
また、スマホやSDカードは、破損や水没、盗難、紛失といったリスクが特に高い記録媒体です。DVDやBlu-rayにバックアップすることで、貴重なデータを失わずに済むでしょう。
3.データの活用や共有も簡単
大切な思い出をまとめてデジタルデータ化して保存すれば、活用の幅が広がります。例えば、「懐かしい写真や動画を仲間と共有する」「テレビの大画面に映して家族全員で観賞する」「コピーを作成してプレゼントする」と楽しみ方はさまざまです。結婚式で使うビデオやフォトブックの作成にも、古い写真のデータが大活躍します。
家族全員がいつでもデータを活用できる環境を作るという意味でも、デジタルデータ化やデジタル保存は大事なステップのひとつといえるでしょう。
「キタムラの思い出サービス」で大切な思い出をしっかりバックアップ!
プライベートのデータを長期保存する方法のひとつとして、写真やフィルム、ビデオテープに保存した思い出をデジタルデータ化してDVDに書き込む方法があります。他にも、スマホに保存している情報もバックアップが可能です。ここでは、「キタムラの思い出サービス」のさまざまなサービスを紹介します。
写真やフィルムも簡単デジタルデータ化
カメラのキタムラは写真の専門店です。写真やフィルムのデジタルデータ化もお任せください。店頭にお持ちいただければ、高解像度でデータ化し、DVDに保存します。
写真やフィルムは紫外線にさらされると色あせやすくなるため、太陽光だけでなく蛍光灯からも保護しなければなりません。湿気によるカビの発生も劣化の原因になります。また、指の脂にカビが付くこともあり、表面を触らないようにする気遣いも必要です。
カメラのキタムラ「紙・写真をCDにデータ保存」サービスは、最短1時間で写真をデジタルデータ化し、CDの形で受け取れます。また、デリケートなフィルムのデジタル保存には、「フジカラーCD」サービスがおすすめです。写真やフィルムをデジタルデータ化すれば、いつまでもきれいな画像を楽しめます。保管に気を使うこともありません。
「スマホ動画保存サービス(フォトスタ)」でスマホの動画も写真もDVD保存
スマホで簡単に写真や動画の撮影ができるようになり、スマホの容量がいっぱいになることも少なくありません。そのような悩みを抱える方向けに、「キタムラの思い出サービス」では「スマホ動画保存サービス(フォトスタ)」を提供しています。スマホやメモリーカードにある写真、動画をDVDやBlu-rayに保存するサービスです。
DVDやBlu-rayにスマホのデータを保存すれば、空き容量を確保できるだけでなく動作も安定するでしょう。また、思い出の写真や動画をテレビの大画面で楽しめます。万が一の紛失や水没の際も、データが消える心配がないため安心です。
古いビデオテープの映像もデジタル保存可能に!
「キタムラの思い出サービス」では、ビデオテープの映像をDVDにデジタル保存するサービスを提供しています。ダビングできる主なメディアは、VHSやβ(ベータ)、8mmビデオ、miniDVと豊富です。
古いビデオテープはカビや高温、直射日光といった原因により劣化します。再生機器が生産終了している場合が多く、中身が見られないという方もいるでしょう。
「キタムラの思い出サービス」でDVDにデジタル保存すれば、懐かしい映像をテレビやパソコンで視聴できます。ダビングした映像をスマホで閲覧・編集できる「スマホプラス」とセットでの注文がおすすめです。
まとめ
プライベートのデータには、スマホで撮った写真やパソコンで作成した資料といったデジタルデータの他に、写真やフィルム、ビデオテープのようなアナログデータがあります。災害やトラブルでデータが消えるのを防ぐためにも、定期的なバックアップはもちろん、アナログデータはデジタル保存するのがおすすめです。
アナログデータのデジタル保存やスマホに保存したデータのバックアップには、「キタムラの思い出サービス」をご利用ください。貴重な思い出が詰まったデータを、いつまでもきれいな状態で楽しめます。
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