公開:2024年09月17日
VHSビデオテープがダビングできなくなる?ビデオダビングの「2025問題」とは
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VHSビデオのダビングができなくなる「2025年問題」。2025年以降、テープの劣化やビデオデッキの生産終了によって、再生やダビングが難しくなるといわれています。VHSビデオに残したい映像がある場合や、眠っているビデオテープがある場合は、早めのダビングが必要です。
VHSビデオをデジタル化するには、自分でダビングする方法と専門業者に依頼する方法があります。どちらの方法が適しているのか、専門業者に依頼するメリット・注意点なども見ていきましょう。
VHSビデオテープがダビングできなくなる?ビデオダビングの「2025問題」とは
「2025問題」とは、2025年までにビデオテープをデジタル化しなければ、永遠に失われかねない問題のことです。1990年代後半に流通のピークを迎えたVHSビデオの耐用年数は、およそ20年とされており、まもなく寿命を迎えます。
テープの劣化に加えて、VHSビデオを再生できる機器も減りつつあります。ビデオデッキはすでに製造が終了しており、部品供給停止も進んでいるため、ビデオデッキが故障するとビデオは再生できなくなる可能性が高いです。
2019年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)は「2025年までにデジタル化しないと永遠に失われる可能性がある」と警告しました。大切な思い出が見られなくなる前に映像の保存を急ぐ必要があります。
VHSテープの劣化が進む中、カメラのキタムラは安心と信頼のダビングサービスを提供しています。国内工場での丁寧な作業、多様なテープ形式への対応、店頭での直接相談可能など、充実したサポートが特徴です。
また、テープ切れやカビの発生といったテープのトラブルにも対応しています。注文後にさまざまなトラブルが発覚した場合も、まとめて対応可能なため安心してご依頼いただけます。
1本~50本以上でも対応しているため、ダビングしたいビデオの本数問わずご利用可能です。大切な思い出を未来に残すなら、90年以上の実績を持つキタムラにおまかせください。
ダビングできなくなる前に、VHSビデオをデジタルデータとして保存する方法
自分でダビングする
自分でダビングするにはそれぞれ特定の機器が必要ですが、ビデオデッキは製造が終了しているため、機材を入手するのは年々困難になっています。そのため、自分でダビングするのは、時間とともに難しくなっていくでしょう。
大切な映像は早めにデジタル化することをおすすめします。
自分でVHSビデオをダビングするには、主に3つの方法があります。DVDへの変換、パソコンへの保存、SDカードへの保存です。3つの具体的な方法は以下の記事で解説しています。
- すでにダビング用の機材を持っている人
自分でダビングするのが向いている人
VHSビデオを自分でダビングするために必要なもの、具体的な手順はこちら
関連コラム『 VHS(ビデオテープ)をDVDにダビング!レコーダーやパソコンを使う方法も 』
専門業者に依頼する
VHSビデオをデジタル化するには、専門業者に依頼する方法もあります。専門業者に依頼することで、手間をかけずに高品質なデジタル化が可能です。
専門業者はプロの技術と高性能機材を使用するため、画質や音質の劣化を最小限に抑えることができます。また、古いテープでも修復可能な場合が多いです。
自分でのダビングが難しい場合や、ダビングに失敗して映像が消えてしまうのが心配な場合などは、専門業者の利用を検討しましょう。
- 忙しくて時間がない人
- 機械操作が苦手な人
- ダビングに失敗して映像を失いたくない人
- 大量のテープを一度にデジタル化したい人
- 画質や音質にこだわりたい人
- ダビング用の機材を持っていない人
依頼することが向いている人
創業90年以上の実績を持つカメラのキタムラは、VHSだけでなくさまざまな形式のビデオテープに対応し、国内の専用工場で丁寧にデジタル化します。確かな品質で安心してご利用いただけます。
料金やオプションサービスなどに迷ったら店頭で直接相談するのがおすすめです。ビデオテープのさまざまな不安や疑問を一緒に解決します。
また、注文後にテープのトラブルが発覚した場合もまとめて対応しているため、テープの状態に不安がある方も安心してご依頼いただけます。
高品質なダビングを納得の価格で提供する、キタムラのサービスをぜひご利用ください。
VHSビデオのダビングを専門業者に依頼する5つのメリット
VHSビデオのダビングを専門業者に依頼する方法は、主に2つあります。「オンラインでの申し込み」と「店舗への持ち込み」です。
オンラインで申し込みたい場合は、専門業者のHP申し込みフォームから依頼します。専門業者がVHSビデオを集荷に来てくれる集荷サービスがあるため、大量のビデオがある場合にも便利です。
また、サービス内容を詳しく相談したい場合は店舗への持ち込むのがよいでしょう。
VHSテープのダビングを個人で行う場合は、専門的な機材や技術が必要になることもあるため、時間と手間がかかります。専門業者に依頼すれば、専門的な機材や技術は不要です。
他にも、ダビングを専門業者に依頼するメリットは多くあるため、主なメリットを5つ紹介していきます。
機材を購入する必要がない
専門業者に依頼すれば、自分で機材を購入しなくても、高性能機材を使用したダビングサービスを受けられます。
VHSテープを自分でダビングするには専用機材が必要です。個人で機材を揃えるとなると、ビデオデッキが生産終了しているため、中古製品を探す必要があり手間がかかります。また、機材の使用頻度も低いうえにコストがかかるため非効率でしょう。
一方、ダビングを専門業者に依頼することで、初期投資を抑えつつ、高品質なデジタル化が可能です。また、機材の保管やメンテナンスの手間も省けるといったメリットもあります。
ダビングに関する知識が必要ない
専門業者にVHSテープのダビングを依頼するメリットの1つは、ビデオを渡すだけで作業のすべてをまかせられることです。
個人でダビングを行う場合、プロセスの理解や適切な実行が必要で大変ですが、専門業者は豊富な経験と専門知識を持っています。ダビングに関する知識がなくても、高品質なデジタル化を実現できます。
高品質なダビングが期待できる
ダビングの専門業者であれば、専用機材と高度な技術を駆使し、元の映像の品質を最大限に引き出すことができます。個人で行う場合と比べ、より高品質な映像を得られるだけでなく、色調整やノイズ除去などの細かな調整も可能です。
映像のクオリティが大幅に向上し、見やすく美しい映像として残すことができるでしょう。大切な思い出をより鮮明に保存できる点が大きな魅力です。
また、専門業者はVHSテープをダビングしたデータをスマホに転送できるサービスを提供しているところもあります。スマホに転送すれば、いつでもダビングした映像を楽しめます。離れて暮らす家族に見せたいという場合にもおすすめです。
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古いVHSテープでもダビングをまかせられる
専門業者に依頼すれば、古いVHSテープでも安心してダビングを任せられます。古いVHSテープは劣化や損傷が進んでいることが多いです。個人での修復は難しく、ダビングを試みることで、さらにテープが損傷するリスクもあります
しかし、専門業者にはテープの修復技術があるため、劣化したテープを可能な限り元の状態に近づけることができます。テープの状態が悪い場合でも、専門家の手によって最善の処置が施されるため、安心してダビングを進められます。
トラブル発生時もサポートしてくれるため安心できる
専門業者であれば、ダビング作業中のトラブルも適切な対応が可能です。個人でのダビング中に作業を間違えたり、「ダビング中にエラーが発生」などの原因不明の表示が出たりした場合、専門知識がない限り問題の対処は難しいでしょう。
しかし、専門業者は豊富な経験と知識を持っています。ダビング中にトラブルが発生したときも、迅速に解決してくれるため安心です。
VHSテープのダビングを専門業者に依頼する前に注意したいポイント
VHSテープのダビングを専門業者に依頼する際には、確認しておくべきことがあります。依頼する前に、以下4つの注意点を確認しておきましょう。
できるだけ経験豊富な専門業者に依頼する
VHSテープのダビングを依頼する際には、できるだけ経験豊富な専門業者を選びましょう。プロフェッショナルな技術と設備を持つ専門業者なら、高品質なデジタル化が期待できます。
また、さまざまなデータ形式に対応している専門業者なら、希望する形式で受け取ることが可能です。劣化や傷みのあるVHSテープの補修に対応している専門業者もあります。
できるだけ長年の実績がある、豊富な経験を持つ専門業者を選ぶことで、価格以上の充実したサービスを受けられるでしょう。
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かかる日数を確認しておく
VHSテープのダビングを依頼する際は、ダビングにかかる日数を必ず確認しましょう。とくに大量のテープを依頼する場合や、急ぎの案件の場合、作業期間の確認は重要です。
依頼する前に、専門業者に日数を確認したうえで、納期に余裕を持って依頼することをおすすめします。急ぎの場合、追加料金で早急な対応が可能な専門業者もあるため、オプションについても確認しておくとよいでしょう。
データ紛失の免責事項を確認しておく
VHSテープのダビングを依頼する際は、データ紛失のリスクを考慮しましょう。依頼の際は、専門業者の免責事項を事前に確認することが重要です。
どの専門業者に依頼する場合でも、データ紛失のリスクはあります。とくに貴重な映像の場合、万が一の際の保証内容をチェックしましょう。
多くの専門業者では、データ紛失に対する保証が限定的なため、免責事項をしっかり確認し納得したうえで依頼することが大切です。
著作権法に触れない内容かどうか確認しておく
VHSテープのダビングを依頼する際は、著作権法に抵触しないか確認が必要です。
映画やテレビ番組のダビングは著作権法違反として断られる可能性があり、テープ自体にコピーガードがかかっている場合もあります。著作権のある映像は自分でダビングしたビデオでもNGです。
依頼前にビデオの内容を確認するほか、専門業者に問い合わせることで、法的問題を避けダビングを円滑に進めましょう。
カメラのキタムラのDVDダビングサービスの特徴
カメラのキタムラのDVDダビングサービスは、インターネット・店頭両方のご依頼に対応しています。手軽に依頼したい方はインターネットで、一方、直接相談したい方は店頭に足を運んでいただくのがよいでしょう。
キタムラのダビングサービスでは、「テープのクリーニング・修理」「長時間分数越え」「カビ取り」など、さまざまなオプションサービスを提供しています。
テープにしわがある、カビが生えている、ケースが破損している場合などもぜひ一度ご相談ください。また、注文後に発覚したさまざまなトラブルにまとめて対応する「プレミアムパック」も用意しており、安心してご利用いただけます。
専門業者へのダビング依頼を検討している方は、創業90年以上の実績を持つカメラのキタムラをご利用ください。
プロのダビングサービスで、大切な思い出を守ろう
VHSテープテープの「2025年問題」では、大切な思い出を失うリスクがあります。大切なデータをデジタル化するには、自分でダビングする選択肢も考えられるでしょう。
しかし、自分でダビングするには専門知識が必要となるうえ、ダビングに必要な機材の入手が難しくなっているため、今後は専門業者にダビングを依頼するのがおすすめです。
ダビングを依頼する際は、専門業者の信頼性、サービス内容、料金体系、著作権への配慮を十分に確認しましょう。時間が経つほどテープの劣化が進むため、早めの対応が重要です。
カメラのキタムラのダビングサービスを利用することで、懐かしい映像を高品質なデータとして残すことができます。大切な思い出を綺麗に残すために、カメラのキタムラのダビングサービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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