キタムラ流 証明写真の豆知識
パスポート用写真の規格は厳格に決められています。古すぎる写真は使用できず、申請日より遡って6ヶ月以内に撮影されたものと定められています。カラーでも白黒でもOKですが、サイズに関しては顔の寸法など細かい規格があるため注意が必要です。
乳幼児の場合には、撮影時に保護者の体が映り込まないよう撮影しましょう。座れない場合には、シーツに寝かせて真上から撮影してもOKです。
パスポート用の証明写真では、顔のパーツごとに収めるべきサイズが定められています。 顔が傾いていたり、片方に寄った写真もNGとなるため、しっかりと正面を向いて中心を意識して撮影しましょう。また、顔の縦の長さは全体画像の70~80%と決められています。もし縦横比の維持が難しい場合には、横幅を優先しましょう。
せっかくパスポート用の写真を用意して申請しても、規格から外れているとパスポートセンターで撮り直さなくてはなりません。事前にNG例をしっかりチェックして、申請が通る写真を用意しましょう。
顔周りの髪に関しては、目の中に前髪の陰が入っている程度でもNGになります。顔の輪郭がはっきりと分かるように撮影しましょう。ボリュームがある髪型の場合は、目から顎先までの長さをはかり、同程度の長さを目から髪にかけてとってその部分を頭頂部とみなします。画角に収める際も、みなしの頭頂部でサイズを考えるましょう。
撮影の際にスーツである必要はありませんが、背景色との境が分かりづらい色合いの服は避けましょう。顔周りが隠れる服装や、耳が隠れる大きなピアスも避ける必要があります。
眼鏡の着用は問題ないものの、レンズに照明が反射している状態や、ふちが目にかかっている状態はNGです。色付き眼鏡やサングラスも使用できません。
撮影の際には、大きな表情は作らないようにしましょう。カラーコンタクトはもちろん、黒目を大きく見せるコンタクトレンズもNGです。目の周りに影ができてしまうレベルのつけまつげなども避けましょう。パスポートは身分証明となるので、実際の姿と差がある表情やメイクの写真は使用できません。
ピントが合わずぼやけていたり、顔に不自然なテカリがある写真はNGです。また、加工してある写真も使えません。加工したつもりはなくても、印刷時にムラやノイズが出ているものも使えないので注意しましょう。
パスポートは5年間有効のもの、10年間有効のものがあり、赤い表紙のパスポートが10年で紺色の表紙が5年用です。 20歳以上はどちらか選択可能で20歳未満は5年用のみの申請でしたが、2022年4月1日(令和4年4月1日)より18歳以上の方であれば10年用、5年用のいずれかを申請できるようになりました。原則、有効期限内は写真のみの変更はできません。
ただし、有効期限内で上記条件に当てはまる場合は、パスポートそのものの作りなおしが可能です。この場合はパスポートを作りなおすタイミングに合わせて写真も変更できます。
パスポート写真はサイズの他にも細かい規格やNG例が多く、アクセサリーや前髪などちょっとしたことで撥ねられてしまいます。万が一申請が通らなかった場合、予定していた旅行までにパスポートの発行が間に合わないなどの事態にもなりかねません。
パスポートは5~10年と長期間使うため、後悔しない写真を用意しましょう。カメラのキタムラの証明写真撮影であれば、規格に沿った美しい仕上がりのパスポート写真を用意できます。予約不要で撮影できるので、忙しい方にもぴったりです。ぜひお気軽にご相談ください。
パスポート用の証明写真について規格やNG例をご紹介しました。国際的な唯一の身分証明書という点から、パスポート写真の規格は厳格なものになっています。全体のサイズだけでなく、顔の寸法なども細かく決められているので、よく確認して適切な写真を準備しましょう。
パスポート写真の撮影に不安があるのであれば、研修を受けたスタッフが対応するカメラのキタムラで撮影してみませんか?規格も把握しているので、アドバイスに沿って撮影を行うことで適切かつ満足のいく写真を撮影することができるでしょう。ぜひお気軽に近くのカメラのキタムラ店舗までご相談ください。
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