マタニティアルバムはフォトブックで!作り方は簡単4ステップ
おなかの赤ちゃんが成長していく日々は、お母さんにとっても変化の連続です。「貴重な時間をマタニティアルバムに残したい」と考えている方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、マタニティアルバムの作り方を紹介します。マタニティアルバムって何?
マタニティアルバムは「お母さんへのごほうび」といえるかもしれません。多くの場合、妊娠中は楽しいことばかりではなく、身体的な負担をはじめ不安や悩みといった感情面の揺らぎもあります。約40週間もの時間をかけ、少しずつ「お母さん」になっていく姿を記録として残すのがマタニティアルバムです。
出産を終えてマタニティアルバムを見返すと、出産に至るまでの日々を実感でき、子育てへの力が湧いてくるでしょう。ここからは、さらに詳しくマタニティアルバムの特徴を解説します。
マタニティアルバムの主役はお母さん
マタニティアルバムとは「出産」がテーマのアルバムで、主役はお母さんです。妊娠が分かってから移り変わるお母さんの変化を写真として残します。体の変化だけでなく、心や環境の変化を記録するところがマタニティアルバムの特徴です。
写真を撮る方法として、写真スタジオを利用したりお父さんやご友人といった周りの方に頼んだりするケースが多く見られます。ただし、考えたり感じたりすることは本人にしか分からないため、基本的にはお母さんが中心となって作成を進めるアルバムといえるでしょう。
出産でマタニティアルバムは完成!
マタニティアルバムは妊娠中に少しずつ作り上げる写真集です。出産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなりますが、出産前に時間を有効利用して作成すれば、負担は大きくありません。妊娠期間中の気分転換にもなるでしょう。
マタニティアルバムの最後のページを飾るのは、赤ちゃん誕生のシーンです。最後のページだけを残した完成間近の段階になると、心も体も「お母さん」となっているでしょう。出産という一大イベントで、マタニティアルバムは完成します。
消えやすいエコー写真を残したい方にも
妊娠中の思い出のひとつがエコー写真です。エコー写真を見ながら、お父さんと喜びをかみしめた方もいるでしょう。
エコー写真は思い出として残したい大切な記録ですが、長期保存を前提としたプリントではありません。感熱紙に印刷されている場合、時間とともに薄くなり、最終的には消えてしまいます。エコー写真を確実に残す手段としてもマタニティアルバムはおすすめです。
マタニティアルバムの準備
マタニティアルバムは、たまたま撮りためていた旅行やお出掛けの写真の中から妊娠中のものを集めて作るものではありません。マタニティアルバムのための写真を意識して撮影する必要があります。
センスがよく見応えのあるマタニティアルバムにするために、小物や風景などを撮ることもポイントです。マタニティアルバムを作る準備として必要な事柄をまとめました。
マタニティフォトを撮る
マタニティアルバムに載せる写真は、十月十日の貴重なシーンを細かく撮影します。時は戻せません。初めて妊娠を知った日やおなかが少しずつ大きくなる様子など、撮り忘れがないようにしましょう。
お母さんを美しく撮影することに加え、お父さん・お母さんの2ショット、家族や友人のような、支えてくれる周囲の方々との写真を撮る方もいます。同じシーンでも雰囲気や構図、アングルを変えて撮影するのがポイントです。材料となる写真が多いと、選択肢が広がって作りやすくなります。
妊娠中の喜びを写真として残す
マタニティアルバムには人物だけでなく、小物や風景の写真も効果的な役割を果たします。人物の写真に小物や風景の写真を挟めば、変化に富んだ生き生きとした写真集になるでしょう。
例えば、エコー写真や赤ちゃんのために用意したベビーグッズ、お守り、友人からのプレゼントの写真は、お母さんの気持ちを表現できる材料です。さらに、窓から見える風景のような季節の移り変わりが分かる写真を撮影しておくと、妊娠期間の長さを実感できます。
出来事や気持ちを文字にしておく
妊娠期間中は喜びだけでなく、不安やストレスといったさまざまな感情が交差します。写真に感情を添えれば、ストーリー性のあるマタニティアルバムになるでしょう。
「ある思い」があって撮った写真なのに、その思いが何だったか忘れることがあるかもしれません。「胎動を感じた」「性別が分かった」というエピソードとともに、感じたことや思ったことを文字に残しておけば、マタニティアルバムに文字を入れる際に鮮明に思い出せます。赤ちゃんへの手紙というスタイルで作ってもよいでしょう。 マタニティフォトの撮影ならスタジオマリオへ!
マタニティアルバム作りの4ステップ!
マタニティアルバムは、写真の撮影と作成を同時進行で行います。リアルタイムで編集・修正をすることで、より完成度の高い写真集となるでしょう。
きれいなマタニティアルバムを作るには、ひとつずつステップを踏むことが重要です。必要なステップを無視すると、ただの写真の寄せ集めになりかねません。ここでは、4つのステップを紹介します。
1.テーマやコンセプトを決めておく
マタニティアルバムを作る際は、まずテーマやコンセプトを決めます。「出産」は大きなテーマですが、それとは別にアルバムの雰囲気や方向性が重要です。テーマやコンセプトが決まれば、適した構図やアングルが意識しやすくなります。例えば、写真に文字を入れるのであれば、余白を意識した写真が必要でしょう。
具体的なテーマの例は「家族と一緒に赤ちゃんの訪れを待つ日々」「おなかの赤ちゃんの成長記録」といったものがあります。また、絵本スタイル、写真と文字でつづる赤ちゃんへの手紙、文字を最小限に抑えた本格的写真集とスタイルもさまざまです。
2.流れを決める
テーマが決まった後は、掲載する写真の流れを決めましょう。時系列にするのか、カテゴリー分けするのか、雰囲気や色味をそろえてアート作品風にするのかなどを決め、全体のイメージをはっきりさせることが重要です。
イメージが確定したら構成を考えます。全体のページ数から逆算して構成を決めると、バランスの良いアルバムになるでしょう。構成の一例は以下の通りです。
見開き1ページ | 初めて妊娠を知った日 |
---|---|
見開き2ページ~4ページ | 少しずつおなかが大きくなる様子 |
見開き5ページ | ベビーグッズ |
見開き6ページ~8ページ | 家族の喜び |
見開き9ページ | マタニティフォト |
3.表紙の写真とデザインを選ぶ
テーマに合わせて表紙の写真を選びます。表紙の写真は構図やアングルだけで決めるのではなく、画質の良い写真を準備しましょう。できれば表紙用として写真を撮影するのがベストです。テーマを表現している写真であれば、必ずしも人物である必要はありません。
また、表紙のデザインはマタニティアルバム全体の雰囲気を特徴付けます。テーマやスタイルに合ったデザインで、色味は写真との調和を考慮して選びましょう。
4.写真を選び、レイアウトと文字入れを考える
最後に写真を選んでレイアウトを決めます。レイアウトとは写真の配置のことですが、実際に並べてみないと、どの配置がよいか分かりにくいかもしれません。フォトブックサービスを使ってパソコンやスマホから編集できれば、出来上がりのイメージがつかめて便利です。修正や変更も簡単にできます。
レイアウトのコツは「引きとアップ」「動きのある写真とない写真」といった反対の要素を組み合わせて変化を付けることです。また、文字の入れ方についても方針を決めておくことをおすすめします。全ての写真に説明の文字を入れると、しつこく感じるかもしれません。文字の量とスペースの配分を吟味しましょう。
マタニティアルバムについてのQ&A
ここからは、マタニティアルバムに関するよくある疑問と答えを紹介します。マタニティフォトはタイミングを逃さないように撮影することが大切です。疑問を解消して、ご自身のスタイルに合ったマタニティアルバムを作るための計画を立てましょう。
Q.マタニティフォトは肌の露出度が高いのでは……
【A.】マタニティフォトは、おなかを出して撮影する方もいますが、素肌を覆って撮影しても問題ありません。大切なのはおなかの膨らみが分かることです。両手でおなかを包み込んだり、お父さんやお子さんに触ってもらったりすると、マタニティフォトらしい写真になります。
洋服はお父さんとお母さんでオーバーオールを着ておそろいコーデにしたり、色を合わせたりするとおしゃれです。また、白やレースのマタニティドレスは神聖な雰囲気、デニムは元気な印象と、色や素材によって雰囲気を変えられます。花冠やブーケ、風船といった小物も上手に使いましょう。
Q.マタニティアルバムにはどんなスタイルがあるの?
【A.】マタニティアルバムのスタイルは、アイデア次第でさまざまです。家族のアルバムスタイルやおなかの赤ちゃんの成長記録が一般的ですが、絵本のように文字を入れるスタイルもあります。この場合、文字を入れるスペースを考慮した撮影が必須です。
写真と手紙でつづる赤ちゃんへのメッセージも個性的なスタイルといえるでしょう。エピソードと気持ちを語りかけるようにつづって写真に添えます。文字を極力抑えた本格的な写真集にしたい場合は、説明がなくとも思いが伝わるような写真が必要です。
Q.マタニティフォトを自宅で撮るときに気を付けることは?
【A.】撮影の際は、三脚の使用をおすすめします。構図が安定し、手ぶれ防止にも有効です。また、生活感がある自宅での撮影は、背景がごちゃごちゃしないように気を付けたほうがよいでしょう。白い壁を選んだり背景をぼかしたりして、被写体が背景に埋もれない工夫が必要です。
自然光をうまく使うときれいな写真が撮れます。室内が暗いときは、露出を上げたり逆光を利用したりして、雰囲気の違う写真にトライしてみましょう。
Q.上質なマタニティアルバムを作る方法は?
【A.】フォトブックサービスを使うと、長期保存に耐えられる本格的なマタニティアルバムが作れます。画質に定評があるサービスを使えば、素人っぽさのない質の高い写真集になるでしょう。
スマホやデジタルカメラ、写真スタジオで撮影したプロの写真は、雰囲気や質感がそれぞれ違います。異なる雰囲気の写真をうまく組み合わせることが、メリハリの利いたワンランク上のマタニティアルバムを作るポイントです。
マタニティアルバムを作るならカメラのキタムラ
本格的なマタニティアルバムを作りたいという方はカメラのキタムラをご利用ください。カメラのキタムラは写真の専門店です。写真の撮影もプリントも最高の品質でお応えします。
おすすめのサービスは、きれいな写真撮影に欠かせない機材購入に役立つネットショップ、自分スタイルのマタニティアルバムを作成できるフォトブックサービス、スタジオマリオでのマタニティフォト撮影です。以下に詳しく紹介します。
マタニティフォトに最適なカメラが見つかるネットショップ
マタニティアルバムの写真撮影には、スマホだけでなくデジカメを使うことで品質が上がります。初心者の方におすすめのデジカメはミラーレス一眼です。コンパクトで手軽、高画質なだけでなく、仕上がりを確認しながら撮影できます。また、手ぶれ補正や瞳検出といった撮影をサポートする機能が多彩であることも大きな魅力でしょう。
キタムラのネットショップでは、さまざまなメーカーのミラーレス一眼を取り扱っています。メーカーや重さに絞った検索、人気ランキングなど、さまざまな観点から検索できますので、ぜひご検討ください。 ミラーレス一眼の購入はこちら
「おなかのフォトブック」でエコー写真もしっかり残せる
アルバムスタイルでマタニティアルバムを作りたい方には「おなかのフォトブック」がおすすめです。スマホやデジカメで撮影した画像だけでなく、エコー写真や命名書、母子手帳の表紙といったものをアルバムに組み込めます。お子さまへの手紙やイラスト、出生届を入れてもよいでしょう。
エコー写真や紙媒体そのものを持ち込めて、スキャンしたり撮影したりする手間が省けます。何より画質の良さが大きな魅力です。仕上がり時には画像データのCDも付くため、エコー写真のバックアップにもなります。赤ちゃん主役のフォトブックを作る際にも活用できるでしょう。 おなかのフォトブックのご注文はこちら
どんなスタイルにも対応できる多彩なフォトブック
カメラのキタムラでは、「おなかのフォトブック」の他にも多彩なフォトブックサービスをラインアップしています。
レイアウトに自信がない、これまでに撮った画像がたくさんあるというような方には、「Year Album(イヤーアルバム)」がおすすめです。最適な画像をAI技術が自動でセレクトし、レイアウトの提案までしてくれます。画像やレイアウトの変更も簡単で、納得の仕上がりになるでしょう。 イヤーアルバムのご注文はこちら
自分好みのスタイルで作りたいのであれば、「フォトプラスブック」はいかがでしょうか。作り方も簡単な上、1から自分好みのフォトブックが作れます。より手軽さを求める方は「ポケットブック」がおすすめです。11画像から作れるため、たくさんの画像を準備できなかった場合でもマタニティアルバムが作れます。 フォトプラスブック(ハード)のご注文はこちら
スタジオマリオで最高の1枚を
プロによる本格的な写真撮影を行うスタジオマリオでは、マタニティフォトの撮影も承っています。柔らかな印象のマタニティ専用衣装をご用意しておりますので、お好みのスタイルで撮影が可能です。 お母さんひとりの撮影だけでなく、ご家族との撮影も追加料金なしでできます。構図を変えて撮影することで、マタニティアルバムの材料も増やせるでしょう。プロのアイデアを借りて、ひとりでは思いつかなかった雰囲気の写真が撮影できるかもしれません。 お買い上げの写真はデータとしても入手可能です。キャンセル料は無料で、お母さんの体調に合わせた撮影プログラムが組めます。 マタニティフォトの撮影ならスタジオマリオへ!