お宮参りに行こう!お参りの方法やセルフ記念写真撮影のコツもご紹介!
お宮参りは、赤ちゃんが生まれたことを神様に報告し、その健やかな成長を祈願する行事です。
大切なお祝い事なので滞りなく進めたいものですが、「詳しい方法や礼儀などが分からない」という方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、お宮参りとはどのように行うのかを詳しくご説明をします。お宮参り中の写真を上手に撮るコツや、撮った写真をきれいに残す方法も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の目次
お宮参りってどんな行事なの?
お宮参りに行く前に、お宮参りとはどのような行事なのかを知っておきましょう。生後半年以内のお祝い事には「100日祝い」もあります。どちらも赤ちゃんの健やかな成長を願う行事ですが、内容は別物です。ここでは、お宮参りの基本的な知識を解説します。
お宮参りとは?
お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生まれたことを神様へ伝え、お礼をする行事です。神社へ出向いて誕生の報告をするとともに、成長祈願のご祈祷を受ける方もいます。
赤ちゃんが生まれた土地の氏神様へ参拝するのが一般的ですが、明確な決まりがあるわけではありません。里帰り中の方は実家近くの神社でもよいですし、安産祈願をした神社へ行く方もいます。
お宮参りの時期も、一般的には生後約1か月とされていますが、慣習に捉われる必要はありません。赤ちゃんの成長度合いや体調、パパ・ママのスケジュールなど、家族にとってベストなタイミングを選ぶとよいでしょう。
100日祝いとの違い
100日祝いは、食べ物に一生困らないことを祈る行事です。文字通り生後100日目前後に行いますが、お宮参りと同じく、慣習に縛られる必要はありません。
100日祝いは自宅やレストランで行うのが一般的です。祝い膳と祝い箸、そして「歯固めの石」を用意し、赤ちゃんに料理を食べさせるまねをします。これを「お食い初(ぞ)め」と呼び、100日祝いとお食い初めは同じ意味で使われることがほとんどです。
歯固めの石は、赤ちゃんに「石のように丈夫な歯」が生えてくることを願って使います。お箸で歯固めの石に触れ、そのお箸を赤ちゃんの歯茎に優しく当てましょう。
同時に行うことも増えている
最近では、お宮参りと100日祝いを同じタイミングで行う方も増えています。両行事とも時期の目安はありますが、優先すべきは赤ちゃんの体調やパパ・ママの都合ですので、任意のタイミングで行うことに問題はありません。
両方を同時に行う場合は、まずお宮参りで神社に参拝へ行きます。その後、会食の場を設けてお食い初めをするのが一般的な流れです。赤ちゃんにとって大切な行事をふたつ同時に行うので、ぜひ親族の方にも集まってもらいましょう。家族写真だけでなく、集合写真を撮るチャンスでもあります。
写真以外に何をするの?お宮参りのやり方
お宮参りはシャッターチャンスがあふれる一大イベントですが、伝統ある儀式ですので、必要最低限の作法を知っておく必要があります。具体的なやり方の他、神社に納める費用や用意する服装についても知っておきましょう。
また、人気のある神社では事前予約が必要なこともあります。当日になって困ることのないよう、スケジュールはしっかり立てておきましょう。
お参りの方法
お宮参りは、赤ちゃんが生まれた土地の神社(氏神様)へ参拝に行くのが一般的です。ただし、赤ちゃんの体調やスケジュールの都合によっては、氏神様以外のところへ参拝してもよいでしょう。
参拝方法に特別な作法はありません。鈴を鳴らし、二礼二拍手一礼で参拝します。赤ちゃんの誕生を報告するとともに、健やかな成長を願いましょう。
なお、ご祈祷もしてもらう場合は事前予約が必要なこともあります。また、ご祈祷中は撮影禁止の場合があるため、予約も含めて事前に確認しておきましょう。
お参りに行く時期
お宮参りは生後1か月ごろに行うのが一般的です。具体的には、男の子は生後31日、女の子は32日といわれています。ただし、必ずその日でないといけない理由はありません。また、地域によっては時期が異なる場合もあります。
赤ちゃんの体調や家族の都合が良くない場合、無理は禁物です。真夏や真冬はさけるなど、気候にも気を配りましょう。生後1か月ごろの赤ちゃんは体温調整がうまくできないからです。ママに出産の疲労が残っている場合も、無理はせず時期をずらすことをおすすめします。
お参りにかかる費用
神社でご祈祷をお願いする場合、初穂料、または玉串料を準備する必要があります。金額は5,000円~1万円程度が一般的です。納めるタイミングは神社によって違いますが、当日の受付時に手渡すことが多いでしょう。
使用するのは水引が紅白の、蝶結びののし袋です。表書きは「御初穂料」、下には赤ちゃんの名前を記入しましょう。なお、地域によってはパパの名前を併記することもあります。
お参りの時の服装:赤ちゃん
お宮参りの赤ちゃんの正装は、「祝い着」と呼ばれる和装です。男の子は黒や濃紺の着物に「鷹」や「兜」の柄が入っているものが多く、これは「出世」や「大成」を表しています。
女の子の着物は、赤やピンク、黄など華やかな色が一般的です。「桜」「牡丹」「芍薬」などの美しい花や「毬」「鈴」の柄が入っているものが多く、「美しさ」や「気品」などの意味が込められています。
和装よりも洋装が好みの方は、セレモニードレスがおすすめです。キリスト教の洗礼式などで使用するドレスのことで、着物よりも手軽に着用できるなどの理由で人気が高まっています。
お参りの時の服装:家族
お宮参りの家族の服装は、赤ちゃんに合わせるのがスタンダードな選び方です。ママは、赤ちゃんが祝い着の場合は和装、ドレスの場合は洋装がおすすめです。ただし授乳のしやすさを重視する場合、色味や雰囲気が合っていればどちらでも構いません。カジュアルになり過ぎなければよいでしょう。
パパはスーツを着るのが一般的です。赤ちゃんが祝い着の場合はブラックスーツ(礼服)、ドレスの場合はダークカラーのスーツを選ぶとよいでしょう。シャツは白色がおすすめです。
お宮参りの記念写真を撮る方法
せっかくのお宮参りなので、記念写真を撮る手段を考えておきましょう。手段といっても主にはふたつで、セルフで撮影するか、プロのフォトグラファーに依頼するかです。それぞれでどのような違いがあるのか、お宮参りの記念撮影を撮る方法をご紹介します。
プロに依頼する
お宮参りの思い出をできるだけきれいに残したいなら、プロのフォトグラファーに依頼することをおすすめします。専用のスタジオで撮ってもらえ、前撮りや後撮りも可能です。赤ちゃんの祝い着のレンタルを行っているところもあります。
現地でも撮影してほしい場合は、出張撮影を依頼しましょう。最適なタイミングを狙ってシャッターを切ってくれるため、行事に集中できます。ただし、ご祈祷中は撮影禁止のケースもあり、神社へ事前確認が必要です。
セルフ撮影する
写真を撮るのが好きな方や、手軽に撮影したい方は、セルフ撮影がおすすめです。最近のスマホカメラは高画質・高機能ですし、セルフタイマー機能も備えているでしょう。
三脚があると便利ですが、ない場合は「自撮り棒」でも撮影できます。しかし、足元から背景までを全て収めるのは難しいかもしれません。できるだけ広い画角で撮りたい場合は、辺りの人にお願いするのもひとつの手です。
なお、神社では撮影してはいけない場所もあります。関係者に迷惑をかけないよう、事前に禁止事項を調べておきましょう。
お宮参りの写真をプリントしよう!お宮参りでセルフ記念撮影をするコツ
お宮参りの記録をセルフで撮影するなら、うまく撮るためのコツがあります。アングルに気を付けたり、赤ちゃんが喜ぶおもちゃを用意するなどです。これらのポイントを押さえるだけで、写真の仕上がりがかなり変わるでしょう。ここでは、写真に不慣れな方でもきれいに撮れるコツをご紹介します。
人物撮影のポイント
人物はアングルを変えて撮影することで、バラエティ豊かな写真が撮れます。真正面だけでなく、上からや下からなど、撮影者の目線を工夫しましょう。
例えば、上からの視点で赤ちゃんを撮ると、目が大きく写ってかわいらしい写真に仕上がります。小さくてかわいい手やつぶらな瞳にフォーカスするなど、アップの写真もおすすめです。
ママが抱っこしている様子は、バストアップにすると収まりが良くなります。カメラの向きを縦にするか横にするかでも印象が変わるため、本番前に練習しておきましょう。
背景のポイント
お宮参りの写真であることを、後で見返したときに分かるように撮ることも大切です。神社の名前が書かれた鳥居が写り込む場所や、特徴的な建物が背景にある場所でも撮影しておきましょう。
アルバムやフォトブックとして残したい場合は、1日をストーリー仕立てにして撮影するのもおすすめです。家で準備をしているシーンや、車の中で疲れて寝ているシーンなども押さえておくと、お宮参りの思い出をより深く残せます。
赤ちゃん撮影のポイント
赤ちゃんの笑顔を収めたいときは、音の出るおもちゃがおすすめです。おもちゃで赤ちゃんの興味を引きながら、連写機能を使ってたくさんシャッターを切りましょう。びっくりして泣いてしまうかもしれないため、あまり大きな音が出るおもちゃはおすすめしません。
また、カメラのフラッシュにも注意が必要です。赤ちゃんが怖がってしまう恐れがある上、扱いに慣れていないと不自然で硬い光になってしまいます。優しい雰囲気の写真を撮りたい場合は、できるだけ自然光を使いましょう。
お宮参りの写真をプリントしよう!自分で撮ったお宮参りの写真をアルバムに残そう
お宮参りで良い写真が撮れたら、ぜひアルバムに残しましょう。思い出を形にすることでいつでも振り返れますし、祖父母へのプレゼントにもなります。
特別なアルバムを作るなら、カメラのキタムラのフォトブックサービスがおすすめです。全国にあるお店の受付機の他、パソコンやスマホアプリからでも簡単に注文できます。また、用途によってさまざまなデザイン・装丁を選べるのも強みです。
しっかり思い出を残したい方におすすめ
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「光沢」「マット」の2種類から選べる豪華なハードカバーでこだわりのあるアルバムを作りたい方はカメラのキタムラ1番人気の「フォトプラスブック(ハード)」がおすすめです。
見開いたときにフラットになる製本なので、安心して大きな写真が残せます。
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最短1時間で仕上がるフォトブックを紹介します。
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お宮参りの写真をおしゃれに残したい方には、「PhotoZINE(フォトジン)」がおすすめです。マット紙を使ったナチュラルな風合いで、おしゃれな雑誌のように仕上がります。サイズは4種類あり、製本は中綴じと本格的です。また、レイアウトの余白には文字やイラストを入れられるので、お宮参りのエピソードを書き込むのもよいでしょう。
PhotoZINE(フォトジン)のご注文はこちらフォトブックリング
装丁にこだわりたい方には、「フォトブックリング」がおすすめです。おしゃれなだけでなく、丈夫で使いやすいのが特徴です。専用のケースも付いてきます。
レイアウトは固定とフリーの2種類から選べますが、作成を急ぐ方には固定レイアウトがおすすめです。ストーリー仕立てで並べたいなど、こだわりを持って作りたい方はフリーレイアウトのほうが満足できるでしょう。
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お宮参りの写真は、プロに依頼する方法と、自分で撮る方法とがあります。写真に不慣れでも、アングルを意識するなど、ちょっとした工夫ですてきな写真が撮れるでしょう。
お気に入りの写真が撮れたら、ぜひ形に残すことをおすすめします。カメラのキタムラのフォトブックなら、ラインアップが幅広い上、1冊からでも注文可能です。スピーディーなのも特徴で、お店での受け取りなら最短1時間で仕上がるアルバムもあります。お宮参りのすてきな思い出を形にしたい方は、ぜひカメラのキタムラをご利用ください。