公開:2022年01月07日
DVDを焼き増しする方法とは?そもそもできる?キタムラのおすすめサービスもご紹介
- # DVD# デジタル化# 8mm
ご家族や友人と共有したいデータがあるときや大切なデータをバックアップしておきたいときに気になるDVDの焼き増し。そこで今回は、DVDの焼き増しはそもそも可能なのか、どうやって行えばいいのかを徹底解説します。合わせて覚えておきたいDVDの種類についてもご紹介するので、ぜひご覧ください。
DVDは焼き増しできる?
種類にもよりますが、DVDは基本的にパソコンなどを使って焼き増しすることが可能です。 データをバックアップしたい時や、友人や親せきなど複数人に同じ内容のDVDを配りたい時に便利でしょう。DVDの焼き増しのことを「ダビング」や「コピー」と呼ぶこともあります。
コピーガードされたDVDの焼き増しは禁止
市販のDVDの中には、無断で複製できないよう「コピーガード」という処理がされているものがあります。これは、著作権の観点から違法な複製や海賊版の蔓延を防止するためのもので、コピーガードされたDVDを焼き増しすることは法律により禁止されています。
焼き増し前に確認したいDVDの種類
DVDには多くの種類があります。DVDを焼き増しする前に、まずはDVDの種類について知っておきましょう。
記録するデータによって異なるDVDの種類
ビデオ(録画用)DVD | データDVD | |
---|---|---|
使用機器 | DVDレコーダー | パソコン |
記録内容 | テレビ番組の録画など | ホームビデオや写真など |
私的録画保証料 | 含まれている | 含まれていない |
CPRM | 対応しているものもある | 対応していない |
ビデオ(録画用)DVDは、録画したテレビ番組のダビングなどに使用するDVDです。基本的に他者の著作物を記録するため、購入価格に「私的録画保証料」という著作権者に対して支払う補償金が含まれています。一方、ホームビデオなどの記録用に使用されるデータDVDには私的録画保証料が含まれていないため、比較的、価格が安い傾向にあります。また、デジタル放送の中には録画を1回までに制限する著作権保護技術「CPRM」がなされているものがあり、対応のDVDでないと録画できません。ビデオ(録画用)DVDの中でも対応しているものとしていないものがあるので、購入時は注意しましょう。
書き込み回数や容量によって異なるDVDの種類
ディスクの種類 | 書き換え | 容量 | 特徴 |
---|---|---|---|
DVD-R | × | 4.7GB |
|
DVDR-DL | × | 8.5GB |
|
DVD-RW | 〇 | 4.7GB |
|
DVD-RAM | 〇 | 4.7GB |
|
大きな違いは書き換え可能な回数です。書き換えできる回数が多いディスクほど、価格も上がる傾向にあります。配布用など、データを書き換える予定がないものであれば、DVD-RかDVD-R DLで十分でしょう。一方、長期保存用や何度も書き換える予定がある際にはDVD-RWもしくはDVD-RAMがおすすめです。ただし、使用できる機器が限られているため、お使いのDVDプレーヤーに対応しているか購入前に確認しておきましょう。
自分でDVDを焼き増しする方法
自分でDVDを焼き増しするために必要なものや手順についてご紹介します。難しい作業ではないので、ひとつひとつ確認していきましょう。
DVDを焼き増しする際に用意するもの
- 複製したいデータが入ったDVD
- 焼き増し先のDVD
- パソコン
- DVDドライブ(パソコン内蔵の場合は不要)
- DVDコピーソフト
焼き増し用のDVDコピーソフトには無料のものと有料のもがあります。基本的に性能と価格は比例しており、有料ソフトは、初心者でも使いやすく、機能も充実していることが多いです。予算に合わせて、どのソフトにするか検討しましょう。外付けのDVDドライブを購入する場合は、コピーソフト(書き込みソフト)が同梱されていることもあります。コピーソフトにこだわりがない人は、ドライブとソフトがセットになった商品を選ぶとよいでしょう。
DVDを焼き増しする手順
- DVDドライブに複製したいデータが入ったDVDを入れる
- DVDコピーソフトを立ち上げる
- ソフトの手順に従って、DVD内のデータをパソコンに取り込む
- DVDドライブから複製したいデータが入ったDVDを取り出す
- DVDドライブに焼き増し先のDVDを入れる
- ソフトの手順に従って、データをDVDに記録する
一般的な手順は上記の通りですが、使用するDVDコピーソフトの使い方によって、手順は異なることがあります。DVDコピーソフトの説明書をしっかり読んで対応することが大切です。
お店に依頼してDVDを焼き増しする方法
自分で焼き増しを行うのがむずかしい、面倒だと感じる人は専門店への依頼がおすすめ。お店によって店頭への持ち込み、またはネット注文で受け付けてくれます。誤ってデータを消してしまった、書き換えができないDVDなのに焼き増しに失敗してしまったなどのトラブルを防ぐことができるでしょう。
大切な思い出の焼き増しはカメラのキタムラにご相談を!
カメラのキタムラでは、VHSや8mmフィルムなどのデータの焼き増しを取り扱っています。すでに再生機器がなく、自宅で再生できないデータもDVDに焼き増すことで、鮮やかに蘇らせることができるでしょう。DVDをさらに焼き増しすれば、懐かしい思い出を離れて暮らす家族や友人に共有することも可能。そのまま眠らせておくと、劣化が進み再生できなくなってしまう恐れもあるので、データ化できるうちに、お店に持ち込むことをおすすめします。ぜひ一度お近くのカメラのキタムラ店舗までご相談ください
DVDの焼き増しで大切なデータを複製しましょう
DVDの焼き増しに必要なものや手順についてご紹介してきました。自宅で簡単に行える焼き増しですが、コピーガードされたDVDを焼き増すことは法律で禁止されているので注意しましょう。
他の人とデータを共有したいときはもちろん、大切なデータをバックアップしておきたいときにもDVDの焼き増しは便利です。ぜひご紹介した方法で、大切なデータを焼き増ししましょう。
カメラのキタムラでは、VHSや8mmフィルムに記録された古いデータのDVDへの焼き増しを承っています。テープに詰まった思い出を眠らせておくのではなく、損傷する前にDVDに焼き増ししましょう。劣化してしまったテープでも対応できることもあるので、ぜひお近くの店舗までご相談ください。
※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。
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