/更新:2024年04月30日 公開:2021年12月14日
カメラのキタムラの遺影加工とは?写真にどんな加工をするの?
遺影は、葬儀を行うにあたって大切なものです。祭壇に設置される遺影は、式場に来られた方のほとんどが遺影を見ることになります。また、葬儀後もご家族が故人を偲び、大切に思う際に見る写真であり、長く飾られる写真でもあります。ここでは、そんな遺影写真の加工の手順をカメラのキタムラの遺影作成・加工サービスのプレミアムの場合、どんなことをするかをご紹介します。
遺影加工とは?
遺影加工とは、画像データなどの画像編集ソフトを使用して遺影を加工・作成することを指します。
画像編集ソフトでは、色合いや明るさの調整、故人の写真部分の切り抜き、ご希望の背景色に合成します。背景のご希望がない場合は、不要な箇所を除去し仕上げていきます。ご要望によっては、衣服の着せ替えや髪形を整える、唇の修正などの加工作業を行うこともあります。
遺影写真の加工手順
それでは、カメラのキタムラで行われている遺影作成プレミアムの場合の加工手順ご紹介していきます。
1.オーダーの確認、画像やプリント状態の確認
遺影作成は、専門の工場でおこないます。まず、店頭から来た、ご注文書とお客様からのご希望内容の確認します。そして、お客様の画像・プリントの状態を確認し、加工作業を始めます。
2.写真の修復・加工作業
2-1.写真の修復・加工作業
原版が写真の場合、写真をスキャン、データ化します。まずは、表面のほこりを取り除き、丁寧にスキャンしていきます。その際、お客さまのお写真を傷つけないようスキャンしております。また、ご依頼によっては、世界で一枚しかないご遺族にとって大切な写真が送られてくることもありますので慎重に作業します。
2-2.遺影にする人物の切り抜き、または不要な箇所を除去
お客様の画像データ、スキャンした写真から、遺影にする人物を切り抜きます。 背景の変更希望がない場合は、遺影にする人物の周りにある不要な人物やもの、例えば、集合写真で隣の人と肩が重なっている場合、それを消し、消したことでかけてしまった箇所は合成するなどをして補完します。ものの場合も同様の補正を行います。
2-3.ご要望に合わせて色調補正をする
切り抜きや不要物除去の後は、色調の調整をします。データが暗い場合は、明るくしきれいな遺影写真にします。ご希望で、白黒写真をカラー化、また最近の色補正のご希望で多い、もともとは白黒写真の遺影だったが、湿気や日焼けでセピア色のようになってしまった遺影をきれいに白黒に補正する作業も行います。
2-4.遺影写真の美肌加工、背景や着物と合成
色調補正の後、遺影写真にする人物のお顔を補正します。色調補正後の画像サイズが小さい場合は、画像を拡大することになります。その結果、お顔がぼやけてしまいます。また、写真をスキャンした際に入ってしまう影やほこりが目立つので、それらをキレイに修正する作業を行います。着物やスーツへの着せ替え、背景色と合成も行います。遺影写真作成・加工サービスのプレミアム仕上げの場合は、風で乱れた髪を整える、メガネを消す、シミ・シワの除去などもご要望に合わせて、加工をしていきます。
2-5.遺影写真データの確認
仕上がった遺影のデータを確認します。仕上がりとご要望に間違いがないか、お顔の補正や、全体の色調のバランスなどを一つ一つ丁寧に確認します。ここで、不備があれば再修正、再確認を行います。
3.納品のCD書き込みとプリントの作成、梱包
確認を終えたデータをCDに書き込み、お客様にお渡しします。カメラのキタムラ 遺影写真作成・加工サービスのプレミアム仕上げの場合は、プリントもして店頭に送ります。
最後に
いかがでしたでしょうか?カメラのキタムラの遺影作成・加工ではこうした様々な工程を経て、遺影写真の作成・加工を行っています。遺影写真作成・加工サービスのプレミアム仕上げは、ご依頼主のご期待に沿えるよう、高い技術をもって、1点1点をより大切に作成しています。古くなった遺影写真、急な葬儀で思ったような遺影写真が作れなかった方は、作り替えのご検討に、カメラのキタムラ遺影写真作成・加工サービスのプレミアム仕上げはいかがでしょうか。ご入り用の方は、遺影にしたい写真をお持ちの上、お近くのカメラのキタムラにご相談ください。
※記事の内容は記事公開時点での情報です。閲覧頂いた時点では商品情報や金額などが異なる可能性がございますのでご注意ください。
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