誕生の喜びを伝えよう ― 出産報告はがき
誰に出産の報告をする?
お子さまを授かることは、この上もない喜びです。
しかし喜びのあまり、マナーに欠けた報告をしないよう心がけたいもの。
特に出産の報告はがきを送る際の大きな悩みの種となってしまいそうなのが、誰に報告するのかということです。
親しい人に伝えるのがマナー
基本的に赤ちゃんが生まれたことは、身内のお祝い事にあたります。
そのため、出産の報告のはがきは親しい人だけに伝えるのがマナーです。
出産報告のはがきを送る相手は両親や親戚、祖父母や友人といった親しい間柄にとどめておくと良いでしょう。
幅広くいろいろな人に報告してしまうと、お祝いを催促しているように思われることも。
お子さまのことに関して辛い思いをされた方への報告も、場合によっては控えた方がいいかもしれません。
後でトラブルにならないよう、夫婦との関係性や相手の状況を考慮した上で、出産報告を出す相手を決めるようにしましょう。
年賀状や暑中見舞いで報告することもできます
それほど親しい間柄ではない方に対しては、年賀状や暑中お見舞いに沿えてお知らせをする方法があります。
会社や取引先に年賀状として報告を行う場合には、お子さまの写真を載せず、出産の報告を一言添えるようにすると良いでしょう。
出産報告はがきの書き方
出産報告のはがきは、出産後1~2か月ほど経ってから送るのが一般的です。
文面には、赤ちゃんの名前や性別を忘れずに記入しておきましょう。
さらに名前の由来や母子の健康状態が良好なことなどを添えておきます。
お子さまに対する親近感がわいたり、母子ともに元気でいることが伝わり、受け取る側も安心です。
出産報告はがきには、基本的に頭語と結語を入れる必要はありません。
しかし恩師や先生など目上の方に送る場合には、頭語や結語を入れた形の文章にするのが好ましいでしょう。
また結婚報告や年賀状と同様に、手書きでひとこと添えることを忘れずに。
写真を入れたポストカードを送るときには
出産報告のポストカードに載せるお子さまの写真は、とっておきの一枚を選びたいもの。
しかし希望するデザインがあっても、写真によっては加工が難しいものもありますので、注意しましょう。
写真を切り抜くタイプのテンプレートを使う場合
例えば写真を丸やハートマークで切り抜きたいときは、なるべく余白の多い写真を用意するのがポイント。
特にハート形に切り抜きたい場合には、お顔の周辺に大きな余裕のあるタイプの写真を選ぶと、キレイに仕上がります。
写真にぼかしを入れたり、斜めにトリミングをしたい場合も、なるべく余白が大きいものを選ぶことが大切です。
写真を全面に配置するテンプレートを使う場合
ふちなしでポストカードを作成したい場合は、四隅がカットされてしまうことを考慮に入れておくようにしましょう。
写真のふちぎりぎりに頭や手足など、ポストカードに入れたい部分が入っている場合は、ふちありタイプにするという選択肢もあります。
また写真の上に文字を入れたい場合には、どこに文字を入れるのかを先に決めておくことが大切です。
文字を入れることで顔や頭などにかぶってしまわないように注意しましょう。
写真選びのポイント
赤ちゃんがおねんねをしている写真ならシーツやタオル、おもちゃなどで背景を彩ると、さらにかわいくてメリハリのある写真ができあがります。
やさしい雰囲気の写真にしたいならフラッシュはたかず、自然の光のみで撮影しましょう。
上からも横からも撮影をして、印象に残るベストショットを追求してみて下さい。
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